カニごとに旬の時期は違うし名産地ごとにも旬が違う

カニの産地

インターネットを使えば、どこに住んでいても日本全国各地から何でも食べたいものを通販サイトから購入することができます。
カニも例外ではありません。
専門のカニ通販サイトもあるから、気軽に購入できますよ。
有名な北海道産から、アラスカ産に至るまで豊富な産地のカニを購入できます。

日本のカニといえば北海道が名産地として知られていますが、日本で食べられるカニは北海道産だけではありません。
面白いことに、産地が異なると採れるカニも違います。
おいしい旬の季節も違ってきます。
そんなことを言われると、どんなカニをどこから買ったらいいか分からないよという人のために、産地ごと、カニごとにおいしく食べられる旬の時期についてまとめてみました。

カニといえば北海道|種類も豊富で季節ごとに旬の違うカニを楽しめる

カニを水揚げする産地はたくさんありますが、北海道の漁獲量がどこよりも多いのですね。
だから、カニの名産地といえば北海道というイメージを持つ人も多いのも納得です。
北海道に旅行に行けば、カニ食べ放題ツアーなんかもありますよ。

日本で二番目にカニを水揚げしているのは島根県です。
三番目は兵庫県、続いて、鳥取県、新潟県、石川県の順番になります。
島根、兵庫などが北海道と違うのは、紅ズワイガニやズワイガニの漁獲が多いことです。
地域によってカニの種類も違うのは面白いですよね。

特に北海道のカニは、種類が豊富なことが特徴です。
タラバガニ毛ガニズワイガニ花咲ガニアブラガニ、そしてワタリガニの6種類もありますよ。
このカニごとに旬が違うから、簡単におさらいしておきましょう。

北海道名産タラバガニ


タラバガニはカニの中でもカニの王様と言われることがあるほど人気のカニです。
でも、実はタラバガニはカニではなくヤドカリなんですね。
知ってましたか?

タラバガニの旬は一年に二回もあります。
春と秋の二回。
流氷がなくなった春の4月~5月になると、タラバガニの身は甘味が強く、おいしくなります。
秋になると、11月~翌2月にかけてタラバガニが成長のために脱皮する時期で、体も大きく身もたくさん入っています。

北海道名産毛ガニ


毛ガニもタラバガニと並んで北海道の名産のカニです。
毛ガニは北海道沿岸に広く分布しています。
なお、日本海側には分布していません。
タラバガニと同様に、毛ガニも流氷明けの春4月~5月ころの時期が旬です。
なかでもオホーツク海産の毛ガニはカニ味噌がたっぷり詰まっていてとてもおいしいですよ。

ちなみに、毛ガニは一年中水揚げができるカニですが、漁業資源を保護するために、漁協ごとに漁期を割り当てられています。
だいたい数か月ほどの漁が認められています。

北海道名産ズワイガニ


ズワイガニはオホーツク海が主な漁場となっています。
タラバガニや毛ガニと同様に、流氷明けの4月~5月ころの時期がズワイガニの旬となっています。
この時期のズワイガニは一年のうちで最も甘味を楽しめます。
流氷明けにおいしいカニを食べられるということは、流氷はカニをおいしくするありがたい存在だということですね。
流氷は観光資源にもなるし、カニも育ててくれる素晴らしい氷さんですね。

北海道名産花咲ガニ


花咲ガニは、実はカニではなくヤドカリの一種です。
おいしければどうでもいいですね。
でも、花咲ガニの漁獲量は年々減少しており、現在は最盛期の20分の1ほどに減ってしまっています。
幻のカニとも呼ばれるようになってしまいました。

花咲ガニは、春先の4月から夏の9月ころまでが旬で、北海道のほかのカニよりも旬の時期が長くなっています。
また、雌が産卵する6月~7月ころは卵を抱えた花咲ガニが食べられます。

花咲ガニは根室市が名産地として知られています。
花咲ガニが食べられるイベント、根室かに祭りが例年9月になると開かれています。

北海道のカニのまとめ

北海道はいろんなカニが食べられるカニの名産地となっています。
カニごとに違う旬を楽しめますよ。

山陰地方もカニの名産地|カニは旬の時期においしく食べよう

日本海側の山陰地方のなかでも、島根県、兵庫県、鳥取県はカニの漁獲量が豊富です。
ちなみに、山陰地方というのは、島根、鳥取、京都、兵庫、山口が含まれる地域です。
そのほとんどがカニの名産地なんですね。
山陰地方ではズワイガニと紅ズワイガニが水揚げされています。

ズワイガニは、11月~翌1月ころが旬で、紅ズワイガニの旬は冬の時期の11月から翌1月ころになっています。

島根県名産ズワイガニ

意外と知られていませんが、島根県は北海道に次ぐカニの漁獲量を誇ります。
島根県で採れるカニは、紅ズワイガニ、そしてズワイガニです。
特に、紅ズワイガニは島根県の漁獲量が日本最大です。
紅ズワイガニの旬は冬の時期の11月から翌1月ころの時期の漁が最も盛んになっています。

ズワイガニは紅ズワイガニよりも少ない漁獲量ですけど、島根県では松葉ガニとしてブランド化しています。
そして、ズワイガニは、11月~翌1月ころが旬になっています。
漁場から近い島根県の漁港には、生きたカニがそのまま水揚げされています。
まさに新鮮なカニを楽しめるのも島根県ならではといえるでしょう。

兵庫県名産ズワイガニ

兵庫県も島根県と同様にズワイガニ、紅ズワイガニの水揚げが豊富です。
特にズワイガニの漁獲は日本最大量です。
ブランド化されて有名な松葉ガニは、ズワイガニの雄のことです。
一方、ズワイガニの雌のほうは、雄より小さめのため、セコガニとして別名で流通しています。

紅ズワイガニのほうは、香住ガニとしてブランド化されています。
ズワイガニよりも水揚げ量が多く、お値段がお手頃ということもあって人気のカニとなっています。

鳥取県名産ズワイガニ

島根県で水揚げされるカニは、ズワイガニと紅ズワイガニの二種類になります。
兵庫県と同様に、雄のズワイガニは松葉ガニとしてブランド化されています。
島根県と兵庫県の水揚げ量を合わせると、日本で流通しているズワイガニの過半数を占めるほどです。

山陰地方のカニのまとめ

山陰地方では、ズワイガニをブランド化して売り出しています。
内緒ですが、どれも同じカニですけど、産地=ブランドなので、お土産としては重宝がられます。

北陸地方もカニの名産地

日本海に面する北陸地方も忘れてはいけないカニの名産地なのです。
なかでも福井県は産地として有名です。
ちなみに、北陸地方には、新潟富山石川、福井が含まれます。

福井県名産ズワイガニ

福井県で採れるカニはズワイガニになります。
水揚げ量そのものは日本一の島根県の2分の1に留まります。
福井県のズワイガニの漁獲量そのものは少ないながらも、雄のズワイガニを越前ガニとしてブランド化しています。

ちなみに、石川県で採れるズワイガニは加能ガニとして、京都府丹後町で採れるズワイガニは間人ガニとしてそれそれブランド化されています。

北陸のカニのまとめ

北陸地方で採れるカニも、産地ごとにブランド化されています。
同じズワイガニでも産地ごとに食べ比べるのもオススメですよ。

カニの産地と旬のまとめ

北海道のカニの旬はこの時期

  • タラバガニ=春と秋の二回
  • ズワイガニ=4月~5月ころ
  • 毛ガニ=4月~5月ころ
  • 花咲ガニ=4月~9月ころ

山陰地方と北陸地方カニの旬は同じ

  • 紅ズワイガニ=9月~1月ころ
  • ズワイガニ=雄11月~3月ころ:雌11月~1月ころ

まとめ

カニの名産地は日本海側に固まっています。
北海道、山陰地方、そして北陸地方には有名な温泉もたくさんあります。
カニ尽くしの湯治の旅行もオススメですが、カニの通販サイトを利用すれば、ご家庭に居ながらにしておいしいカニを食べられますよ。
でも、どこに注文したらいいか分からないというあなたのために、*わたし*が全国の通販サイトを比較しています。
よかったら通販サイト選びの参考にしてくださいね。
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